歴史分野の学芸員も
歴史分野の学芸員も、多くの博物館では人員不足から少人数で研究活動は勿論のこと、展示の企画、展示物の選定、展示物の賃借、図録用の写真撮影、執筆、編集、実際の展示まで行っている。
また、歴史分野は狭義の歴史分野(いわゆる文献史学)と考古分野と民俗分野に大きく分けられるが、一人でこの三分野を網羅できる学芸員はまずいない。そこで、都道府県立級の歴史系博物館では各分野の担当職員を一人ずつ置く場合が多いが、市町村立級の博物館では一人ないしは二人の職員が三分野を担当していることが多い。また、担当職員が全員学芸員資格を有している博物館は極めて希で、現職又は退職した教員の中でその分野に明るい者や社会教育担当の公務員が出向している場合が多い。
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学芸員資格に関する改正の議論が、文部科学省の「これからの博物館の在り方に関する検討協力者会議」(2006年立ち上げ)により行われ、次のような趣旨の改正案が作成された。
現行の学芸員の『学芸員補』への格下げ
新制度による学芸員の資格
登録博物館における5年以上の学芸員補の経験
学芸員補+博物館に関する専門的科目の取得+修士
国家試験
上級学芸員
登録博物館において10年以上の学芸員の経験+実績+研修+国家試験、及び取得後定期的に研修等を受講
しかし、現在、案は棚上げされ、実現の見通しは立っていない。